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ヴァンフォーレ甲府サポーターがサッカー知識2割、愛8割で語るブログ。

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1個1500円の強気ガチャを本気出して買ってみた

【悲報】次節ホームゲーム情報のお知らせが来て「今回のランダムグッズは何かな?」と見ていたガチャ狂いリセル、思わず目を疑う。

 

 

せ、せんごひゃくえん……?

1500円のガチャって何だ……?

しかも全選手+マスコット展開の全32種で、推しの小林岩魚選手が出る確率は32分の1……?

あまりに強気すぎる。

この価格設定だと子どもは手も出せない。

そりゃ購入上限が5個にもなるわ。

一度に7500円も払う猛者がいるのかは甚だ疑問だけど。

 

で、その1500円で何が買えるのかというと。

アクリルフォトプロップスドロップス……らしい。

アクリルスタンドとしてもキーホルダーとしても使えるマルチな推しアイテム。

選手一人ひとり違うポーズとキラキラな笑顔がかわいい……!

もちろん狙いは推しだけど、どの選手が当たっても嬉しい。

魔法つかい河田


というわけで、今回は1個1500円の強気ランダムグッズを本気出して買ってみて、その効果を検証してみることにした。

 

最初に想定していた記事の内容

本気出して5個買う。

推しは自引きできなかった。

高価でみんな買い取りには慎重になると思うから、手元にある選手を応援することを決意する。

手元にある選手のアクスタをピッチを背景に撮影!そして応援!

推し増しも楽しい!

高価ランダムグッズも悪くない!

 

現実

どうしてこうなった……。

 

経緯

一度に7500円を出すのはさすがにビビってしまい、とりあえず3個買うことにした。

ブラインドグッズによくある「商品のシルエットをわからないようにするための厚紙」がない状態で売られているので、みんな推しのシルエットを事前に確認し、商品を念入りに品定めしている。フォーレちゃんと魔法つかい河田だけはすぐにわかってしまいそうな状態だった。

一方、私はテキトーに3個手に取る。その前のお会計で4500円支払ったことへの罪悪感で品定めどころではなかった。

ドキドキしながら1個開封……。

 

推し、自引きしました。

 

まさか一発目で推しが出るとは思わなかった。その確率、32分の1。

何だこれ、めっちゃツイてる。この運の良さを負傷離脱中の推しに分けてあげたい。

そう思っていると、待機列ですぐ後ろに並んでいた女性二人組に声をかけられる。

「あのー、岩魚くん出たんですけど……」

複数個は必要ないと思ったが、同じ岩魚選手推し仲間にあげたいと思い、その女性から買い取らせてもらうことに。

その女性二人の推しを尋ねた後、私が購入した分を開封する。

するとちょうど女性の推し選手が出た。

「ミキ出ました!」

私が声を上げると、女性はすごく喜んでくれて笑顔で取引。

 

しばらくするとその女性から「あのー、また岩魚くん出たんですけど……」とまた声をかけられる。

その頃には「推しを複数個持って撮影するのも面白いかも!」と何だか楽しくなってしまって、もう1個購入。

しばらくすると同じ女性からまたまた「さすがにもう要らないと思うんですけど、岩魚くんが出ました……」とおそるおそる声をかけられた。そして購入。

 

1500円ランダムグッズの最大の難点は、気軽に「買い取っていただけますか?」が言えないこと。

値段が値段だけに声をかける方も相当気を遣うし、声をかけられた方も気軽にポンとは買い取れない。

トレード会場ではサポーター同士おそるおそる声をかける場面も見受けられた。

ただし高価なだけに需要と供給がマッチするとめちゃくちゃ嬉しい。

わざわざ声をかけてくれたありがたさ。相手の嬉しそうな顔を見る喜び。

それは300円ガチャでは味わえない快感なのかもしれない。

 

その後、サポ仲間さんからもお声がけいただき、岩魚推し仲間二人にそれぞれ1個ずつ譲って、私の手元に残ったのは3岩魚。

ピッチを背景に撮影するとめっちゃ映える!コラ画像みたいにシュール!

今まで同じアクスタを複数個並べて撮影したことはなかったけど、これはこれで超楽しい!

隣にいた父は完全に呆れていた。

 

まとめ

今回はお取引等で手元には推しだけが残った。

本来ならお取引をせず、自分が購入した選手を手元に残して推し増しするのもアリだ。

ただやはり推しグッズはそのファンの方の手にあってほしいという思いと、私に声をかけてくださった方に報いたいという思いから、私は自分が購入した分を手放すことにした。

私に声をかけてくださった女性の推しアイテムを、私が引けた喜びはひとしおだったし、その女性に喜んでもらえたことも本当に嬉しかった。

 

1500円という、はっきり言って高価なランダムグッズ。

お互いのやり取りが慎重になる値段。

でもだからこそ需要と供給が合致した時の喜びはひときわ輝く。

たまにはこういう財布の紐を思いっきりゆるめる機会も楽しいのではないかと思った。クラブの策略にまんまと引っかかっている気がする……。

「次は2000円ガチャです!」とかだったらさすがに考えるけど!