ヴァンフォーレが好きだと叫びたい

ヴァンフォーレ甲府サポーターがサッカー知識2割、愛8割で語るブログ。

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雨や雪が降らないおまじないを本気出してやってみた【後日談あり】

試合のある日に雨が降ると、誰だって憂鬱になる。

小瀬のように屋根のないスタジアムではポンチョを着なければならないし、バッグも防水対策をしなければならない。

イベントが中止になったり、甲府はなぜか勝率が下がったり、まったく良いことがない。

 

そしてヴァンフォーレ甲府にとって世紀の大一番である、2月11日(土)開催のフジフイルムスーパーカップ

前日(金曜日)の山梨県内の天気予報はこちら。

はい、見事に雪予報。

四方を山に囲まれている山梨県は、雪にはめっぽう弱い。

中央道と中央線が雪で通行止めになったら、スーパーカップ参戦は実質ジ・エンドである。

これは国立競技場の天気以前に、何としてでも山梨県の降雪を阻止しなければならない。

しかし人間の力で天気なんて変えられない。人間はあまりにも無力……。

 

というわけで、私は呪術の力を借りることにした。

簡単に言うとおまじないだ。

どんなことでもやらないよりやった方がいい。

晴れるとまではいかなくても、何とかここ山梨県某市からおまじないパワーを発して、雪雲を散らせれば……っ!

 

またスーパーカップ以外にも、今後試合日に晴れてほしいサポーターのためにもなるし!

 

善は急げ。さっそくやってみることにしよう。

 

てるてる坊主を作る

雨が降らないおまじないの定番といえば、てるてる坊主。

いくつかのサイトを見たところ、そのすべてにてるてる坊主のおまじないが書いてあった。

てるてる坊主はただの迷信ではなかったようだ。

  1. 晴れてほしい日の前日に顔のないてるてる坊主を作る。
  2. 南側の窓や軒先に逆さになったり傾いたりしないようにつり下げる。
  3. てるてる坊主に晴れの願いを込める。
  4. 翌日晴れたら、お酒やジュースなどをお供えしてから取り外し、顔を書いて感謝の気持ちを伝えてから捨てましょう。晴れなかった場合はお供えはせず、顔を書かないで捨てます。

雨が降らないおまじない10選。素敵な1日にしたいあなたに必見です! - ぱとらの箱

というわけで、さっそく作って南側の窓辺に吊るしてみた。

コピー用紙で作ろうとしたが、扱いづらかったのでティッシュペーパー数枚で作った。

首には青い刺繍糸でアクセントを付けたが、特に意味をなしていない。

 

てるてる坊主の前で「国立競技場にたどり着くためにも、明日山梨県に雪を降らせないでください」とひざまずいて手を合わせ、ひたすら祈る。

てるてる坊主に向かって真面目に祈ったのは、32年間の人生の中でこれが初である。

32年間溜まりに溜まったパワーは、てるてる坊主を通してきっと上空に届くだろう。

 

晴れの呪文を唱える

日本に「言霊」という言葉があるように、言葉には事象を動かす力がある。

さて、晴れてほしい時にはなんて言えばいいのかな?

前日の日の夜に空を見上げながら、「カムイ・パパイヤ・アホーイヤ」と唱えましょう。

雨が降らないおまじない10選。素敵な1日にしたいあなたに必見です! - ぱとらの箱

 

カムイ・パパイヤ・アホーイヤ

 

……山梨県に雪を降らせないためには唱えるしかない。

ちなみにアイヌ語で「明日天気になあれ」という意味らしい。

 

夕食前、誰にも気付かれないように玄関から外に出る。

そして空に向かって、私は叫んだ。

 

「かっ……か、カムイ・パパイヤ・アホーイヤ!」

 

自分が惨めになったが、これも雪雲を蹴散らすためだ。

家の前を誰も通らなくて本当に良かった……。

自然に感謝し、自然と共に生きるアイヌの力は、きっと自然の神々を動かすだろう。

 

太陽神・ラーの力を借りる

アイヌの力を借りた後は、太陽神・ラーの力で晴天をもたらしてもらおう。

コップ一杯にワイン(グレープジュース)を入れます。
次に、コップを持ったまま外に出ます。
ベランダでも大丈夫です。

外の空気を吸い、空を見上げて「ラー神、あなたの産み落としている子が雨雲のせいで大変悲しみ、苦しんでいます、どうか太陽の光の力を借りて慰めてあげてください」と10回ゆっくりと心の中で唱えます。
ポイントは、目を閉じて行ってください。

唱えたあとは、ワイン(グレープジュース)を飲みほしておまじないは完了です。

「晴れにする」おまじない10選!簡単で即効性が高くて絶対叶う!強力なおまじないを厳選しました

私はノンアルコールカクテルでも酔っ払う究極の下戸なので、グレープジュースで実践することにした。

地元のスーパーには、自社ブランドの濃縮還元グレープジュース(150円)しか置いていなかった……。

しかし原料がぶどうであることに変わりはないので、大地の恵みを信じるしかない。

 

夕食を終えた後、私はおもむろに冷蔵庫からグレープジュースの紙パックを取り出し、コップに注ぐ。

そして家族の目を盗んで玄関から外に出る。

コップを両手で持ち、上を向いて目をつむって「ラー神、あなたの産み落としている子が雪雲のせいで大変悲しみ、苦しんでいます、どうか太陽の光の力を借りて慰めてあげてください」と心の中で念じた。

実際は一部うろ覚えだったが、大地の恵み(濃縮還元グレープジュース150円)を手に念じているのだから、きっとラー神にも届いたはずだ。

念じた後はグレープジュースを飲み干し、おまじない完了。

 

太陽神・ラー。

アイヌの神。

てるてる坊主。

ここまで3つの偉大なる神に祈った。

 

大切なのは信じる力

そしておまじないで一番大切なのは、自分が行ったおまじないを信じることだ。

「本当に効くのかな?」と疑念を持つことが一番良くないらしい。

おまじないを行なう場合は、必ずそのおまじないの効果があると強く信じるようにしましょう。
絶対におまじないの効果が得られると強く信じることで、おまじないの効果はパワーアップします。

反対に疑いの気持ちを持っておまじないをしてしまうと、信じる気持ちはそこにはありませんから、おまじないの効果は激減してしまいます。

信じることで願いが叶う?効果のあるおまじないや効果を得るためのコツをご紹介!

どんなに小さなおまじないでも、たとえティッシュ数枚と150円のグレープジュースしか使っていなくても信じ抜くことが大切だそうだ。

 

今は「やれることは最大限やったから、あとはきっと何とかなる!」という晴れやかな気持ちでいる。

自分の心を晴天にすることこそ、晴れるおまじないに一番必要なことなのかもしれない。

 

結果 【2月13日追記】

見事に積もりました。

 

積雪25.5cm(観測所:自宅)。

やはり雪雲には勝てなかった……。

正午辺りにはスーパーカップ参戦を諦めた。

それほどのものすごい降雪・積雪だったのだ。

 

し か し 。

夜になると雨に変わり、気温も心なしか高くなって、就寝する頃には屋根の雪がボトボトと落ちるようになった。

「これはもしかして行けるのでは……?」と希望を抱いて床についた。

 

そしてスーパーカップ当日。

無事、国立競技場でスーパーカップを観戦することができました!

自家用車でツアーバス発着所に行くまでは、道路の除雪が十分でないところがあってヒヤヒヤだったけど、バスに乗ってからはスムーズに現地までたどり着けた。

しかも国立競技場は快晴。若干風が吹いて寒かったが、試合が始まってからは寒さも忘れてしまうほどだった。

 

おまじないをしたからこそ、雪がこの程度で済んだ。

それはTwitterでサポーター仲間の皆さんにも言われたし、自分でもそう思った。

やはりどんなことも、できることは全力でやってみる。

今回の経験を、私はしっかり胸に刻んだ。

 

結論

おまじないの効果はあった!

 

訂正

濃縮還元グレープジュースの値段を150円と書きましたが、正しくは139円でした。

 

 

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