芝ァ!!!
サンガスタジアムのピッチ上でオリンピックの聖火リレーイベントを行ったところ、ごらんの有様になったらしい。
中継映像で俯瞰して見てみると、改めて酷い。
京都サポさんがブチギレているのも至極ごもっとも。
小瀬でこんなことをされて、もし芝の修繕費がJOCから出なかったら、甲府サポが立ち上がって募金活動を始めそう。
兎にも角にも、ピッチが一日でも早く元通りになることを願ってやまない。
それでは首位との対戦となったアウェイ京都戦を、サッカー知識2割(甲府愛8割)で振り返っていこう。
前半
攻守がめまぐるしく入れ替わり、最終ラインでボールを回してホッとしている時間なんて全然なかった。
京都の選手、ガツガツプレスに来る。
特に京都のセカンドボールに対する意識が高く、結構ボールを回収されていた印象。
昨シーズン甲府にいた武田将平選手は、相変わらず分身が得意のようだ(そのくらい運動量がすごかった)。
ピーター・ウタカ選手のシュートがことごとく枠外だったのが助かった。
2019シーズンに在籍していたウタさん。その脅威は甲府(と清水と広島とFC東京と徳島)が一番わかっている。
やっぱり強いし速いし巧い。実況や解説が言っていたけど「ボールをもらおうと動かなくても、ポジショニングが良いからボールが自然と来る」らしい。
サッカーの神様に愛されているんだなあ、とか思ってしまった。
一方、甲府の関口正大選手の強烈なミドルシュートはキーパー正面。
前節の水戸戦でミドルシュートを決めたこともあったからか、自信を持って積極的に狙っていた。
関口くんはじめ今年のルーキーには、ルーキーならではの怖いもの知らずの積極性をガンガン出してもらいたいので、とても良い傾向。
最近は相手に徹底的に研究・対策されているために、果敢に仕掛ける回数が減った気がする。でも前への意識は持ち続けているし、守備の対応も明らかに良くなってきている。
「チームが昇格するためには、自分の成長が不可欠」と言っていた、頼もしい関口くん。これからも大注目&全力応援だ。
前半を耐えしのぎ、スコアレスで折り返す。
後半
甲府のワントップ、ウィリアン・リラ選手へ向けてのロングボールが、京都のDFヨルディ・バイス選手に回収されるシーンが散見された。
リラも頑張っているんだけど、なかなか良いシーンを作れないというか……。
というか、これはリラのせいじゃなくて、甲府の重心が全体的に後ろ気味になっているせいなのか?教えて詳しい人!
後半も結構攻められていたけど、ディフェンス陣始めみんなが懸命にゴールを守る。
全体的に見ると、結構締まった試合だったなあ。
途中で三平和司選手、鳥海芳樹選手、中村亮太朗選手を投入すると、少しずつ京都ゴールに迫るシーンも増えていった。
終盤、さんぺーさんに来たビッグチャンスは、京都のGK若原智哉選手に阻まれる。
ここで決めていればヒーローインタビューだったのに!to be continued……。
あれ?この文章、先週も書いたような……。
まあでも、あの抜け出しはさんぺーさんの武器だし、今度は3度目の正直で決めてくれるはずだ。さんぺーだけに(氷点下)。
試合終了間際、甲府のロングスローも決めきることができず、お互いスコアレスで試合終了。
試合後
ウタさんを筆頭とする元甲府の選手が、現甲府の選手や伊藤彰監督と笑顔でやり取りをするシーンが印象的だった。
ベンチにいた曽根田穣選手は2017~2019シーズン、ウタさんは2019シーズン、武田くんは2020シーズン、それぞれ甲府に在籍していた。
ここ2シーズンは選手の約半数がシーズンオフに去っていくから、 結局今日の試合でメンバー入りした選手の中で、ウタさんやそねちゃんがいた2019シーズンを知る選手は5人だけだ。
それでも当時を知る数少ない甲府の選手達と談笑していた様子に、ドローの悔しさもちょっとだけ癒えた。
まとめ
これで4試合連続無失点。6試合負けなし。
もちろん勝ちたかったけど、まずは負けないことが大切。
失点せず順調に勝ち点を積み上げてきているし、今日みたいに締まったゲームもできてきているので、もう少し得点力を上げれば快進撃も夢じゃない。さんぺーさん頼むよ!
さて。
首位との対戦を終えたと思ったら、次も首位との対戦でした。
京都(1位)が引き分けて、新潟(2位)が琉球(3位)に勝ったために、また対戦相手が首位(新潟)。
ヒリヒリした戦いが続くけど、やるしかない。
なーんか京都方面や沖縄方面から「甲府、頑張れ!」みたいな声が聞こえてくるんだけど、これは幻聴か……?
でも京都や琉球のために勝つのではなく、甲府のJ1昇格のために勝つんだということをお忘れなく。
いずれ昇格争いの佳境に入った時に「あの時甲府を応援するんじゃなかった……!」と思わせてやりたい。
現在、甲府はホーム4連勝中。しかも全てクリーンシート。
ホームの利を活かして、新潟の攻撃陣を黙らせ、守備網を切り裂こう。
甲府の選手なら、やってくれるはずだ。
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